お客様にとって何が最善か、
自らの思いを提案に込める醍醐味。
池島 秋平 : ikejima shuhei
営業部 南関東営業グループ
2020年入社/法学部卒
01.自分のアイデアを反映できる、提案営業スタイルが魅力
私の地元には大型のスタジアムがあり、そこで開催されるJリーグの試合には受付や誘導、警備など毎回合計500名近くのアルバイトが動員されます。学生時代、私は約50名のアルバイトを束ねるチーフとして年間30試合ほど働いていました。そこで身に付いたのは、どうすれば皆が目的と指示を円滑に理解し気持ちよく動き、仕事に取り組めるかという提案力でした。タイプが違う個人に対し、コミュニケーションの取り方を工夫しながらモチベーションを高めて取り組んでもらう仕事はやりがいがあり、就活ではそんな自分の経験が活かせる仕事に就きたいと考えていました。
オーハシテクニカとは、大学が主催する合同会社説明会で出会いました。決まった製品を販売、営業するのではなく、お客様のニーズを伺いながら最適な部品をご提案していく「提案営業」はまさに自分向きで、上場企業という安定感も魅力的でしたね。
文系出身の私は車の部品や工法について全くの素人でしたが、5ヶ月におよぶ充実した研修に加え、年齢の近い先輩がメンターとして1年間にわたり熱心に指導してくださり、自分でも驚くほどスムーズに業務に馴染むことができました。
02.期待を超える仕事で、オーハシテクニカへの信頼度を高めたい
営業として3年目を迎え、私は現在15社ほどのお客様を担当しています。多くの業務に向き合ってきましたが、中でも忘れられないのは先輩から引き継いだ案件で受注することが出来た、大型トラックの車体締結ナットの立上げですね。当該部品はお客様より高強度が求められていましたが、当社の品質保証部の見解でお客様の要求強度を満たしていない懸念があることが発覚しました。そこで私は調達部、品質保証部等社内関係部署と連携を取りながら、自ら調達先に足を運び、熱処理工程、硬度データの確認等を含め先方の要望以上の数値エビデンスを入手し、それらをお客様に説明し、了承を得ることができました。そして、何とか納期までにお客様の要求強度を満たす製品を納めることができたのです。そこまで諦めずに取り組めたのは、先輩から「要望以上のものを納めることが当社の信頼につながる」と教えられていたからです。この経験は座右の銘のような位置づけで、常に心の一端に置いています。
当社の営業の仕事の醍醐味は、決まった製品を販売するのではなく、お客様のニーズを汲み取り自身で考えて提案できるところにあると思います。それをお客様が喜んで採用してくださったときは、本当に嬉しいですよ。